横山ダム見学/揖斐川上流域絶景スポットの旅②

今回の日帰りドライブに揖斐川流域を選んだのは、横山ダムを見学するのが目的です。

少し前にCBCテレビのイッポウで紹介されたのをたまたま見て興味がわき、自分もぜひ見学したいと思い出かけることにしました。。

天空の遊歩道のある山を下りて303号線沿いを走っていると、「恋のつり橋」なんていう看板を発見。車を留めて見てみると揖斐川を渡す吊り橋が掛かっていました。

あいにくメンテナンス中で通行止めになっていましたが清流揖斐川を渡す橋で吊り橋を渡るスリルと川の絶景が楽しめそうです。

この後、揖斐狭大橋を通って横山ダムに向かいます。紅葉の季節にはまだまだですが、きっと最高に綺麗かもしれません。

途中、ダム見学までしばらく時間があるので、道の駅「星のふるさと藤橋」で休憩。朝早く出発したせいもありお腹がすいたのでコーヒーとモーニングサービスをいただいて大満足です。

他の売店はまだオープンしていませんでしたが、このレストランはAM8:00から営業しており、コーヒーもとてもおいしくゆったりと休憩できます。

横山ダムの見学は事前に予約が必要で、最低前日までに予約が可能です。見学時間はAM10:からとPM2:00からの2回で約1時間程の見学時間となります。自分はこの後他にも行きたい所があったのでAM10:00からの見学で予約しました。

横山ダムの管理事務所前です。20分ほど早く到着したので管理事務所の入り口フロアーで待っていたら、もう案内できると言われ急遽見学ツアー開始です。というのも見学者は自分1人だけらしく、単独ツアーとなりました。( ^ω^)

横山ダムは、日本に11基ある中空重力式コンクリートダムの1つ。国土交通省中部地方整備局が管理する国土交通省直轄ダムで、ダム内部の高さ最深部で80.0メートルの中空空間があり、その内部を見学させていただけるということなのです。

ダムの頂上は昔は車やトラックが通る道路でしたが、道幅が狭く危険なため上流に新しい橋ができ、今はこの道は通行止めとなっています。

ダムの目的は治水と発電ということで中部電力の発電所も併設されています。

見学の始めに、これらのダムの説明を管理事務所のフロアーにあるジオラマ模型や展示パネルで丁寧に説明していただけます。治水としては横山ダムの後に少し上流域にできた貯水量日本一を誇る徳山ダムと2つのダムで調節しながらコントロールしているようです。管理事務所を抜けてダムの集中管理室に案内していただき、こうした詳しい説明をしていただけます。

管理棟の中を抜け、一旦ダムの外の頂上へ出ます。ダムの水位は現在は雨期で、いざ豪雨となった時の貯水量を確保するため低く設定してあるそうです。そして10月には乾季設定となりほぼ満タン、最上部まで水位が上がるそうです。

そしてダムの中へはこのエレベーターを使って降りていきます。

ダムの中は点検やメンテナンス用の通路が整備されています。この壁の外側がもうダムの水が来ていると思うとちょっと感動です。

そしてこれが水門と水の排出口です。とても大きな油圧シリンダーで作動させます。

発電用の水を送る配管です。直径5メートルもある大きな鋼管でできています。

ダムの下から壁を見上げた景色です。この位置で天井まで50メートルくらい。

さらに最下部まで降りるとそこには見学者へのプレゼン用の展示場が設けられており、さらにはあのキムタクが主演した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のロケ現場となった壁があります。この映画を見ましたが、ヤマトを建造した地下ドックの場面だと思います。しかしながらロケでこのダムにやってきたのは沖田船長役の山崎努さんと藤堂地球防衛軍司令長官役の橋爪功の2名でキムタクは来なかったようです。残念(笑)


この最下部で空洞高さは80メートル。室温は14℃でむちゃくちゃヒンヤリしています。

見学者たった1人でしたが、職員さんが親切丁寧に説明していただき、役1時間の見学ツアーは終了。お手数おかけして申し訳ありませんでした。

でもその分色々質問もできて楽しかったです( ^ω^)最後にダムカードを頂いて終了です。

次は横山ダムの説明の中でも話の出ていた徳山ダムへ。・・・続く



東海3県/チョットお出かけ旅

愛知県の知多半島に住んで、近場へお出かけしたときの景色や食べ物など、チョットした感動を記録に残しています。

0コメント

  • 1000 / 1000